私も気功整体師になれた!
―気功整体師コース―Dさんの感想文
気功整体レッスンは2009年6月4日に始まり、同年8月6日に無事終了を迎えた。おそらく通常は1年位かかる内容を約2ヶ月で終えた訳だからまさに超特急でほとんど毎日講義および実技を受けた。
それは私たち現代日本人が受けているマス・プロダクション的教育とは全く逆のアプローチであった。
“まさに寺子屋!!。”
講義設備と言えば沈先生ご自身、ホワイトボードと生徒である私自身のレッスンと実技連習である。テキストもない。そしておそらく無い方が良いと思った。沈先生の熱のこもった一言一言が“秘伝の伝授”と言う境地(武士の師と弟子の境地のような気持ち)で臨めた。
気功整体の理論は基礎的なもの:
・整体施術手法の取得
・経穴(つぼ)の理解
・それぞれの疾患に合った手法とつぼの取得
が中心であった。気功整体の理論(基礎の基礎)を理解するのは先生の丁寧な説明のおかげで分かりやすかった。
ただ、それらの実技練習となると難しいものがいくつもあった。例えば肩グウのつぼでも人が座った状態とうつ伏せに寝たときの状態では、
位置が微妙にズレて見える。つぼの位置は何回も経験してみないと正確には身につかないものだと思う。
整体の手法も200種類位あると聞いたが、実際用いるのは20種類位でありそれらを中心に学んだ。
つぼは365程度ありこれも疾患に対応づけて代表的なものを理解することが重要であると認識した。
また中国の医学の理論は深く膨大であると聞いている。将来中国の古典にも挑戦したい。
(思えば現代日本人はかくも価値ある伝統東洋医学の財産を隅においやったのかと思い知らされる。)
実技の後半になっていきなり予約無で患者さんが沈先生に診てほしいとたずねてきた。特に膝が痛いと言う。
先生は気功療法を進められた。そして先生はその患者さんに私に膝のつぼを施術するように指示された。
私は練習で習った通り試みた。7分程度の施術であったが、私にとっては生れて始めての体験であったので非常に興奮した。
私のつぼへの施術の後、先生は気功療法なされ、その患者さんは満足して帰られたとお聞きした。
人の患部を癒すとは、こういうことなのかと思いながらも不思議な高揚感だった。
講義半ばの頃向学のために、他の中国気功整体、リフレクソロジー、タイ式マッサージを訪問し施術を受けてみた。
結果として沈先生の気功整体が一番効くことを改めて実感/確信した。
今までは自分の気功整体院を立上げオープンにこぎつけた。自分の気功師としての人生が始まった。
今後の展開は未知数ではあるが、今は患者さんに信頼される気功師になれるよう決意をあらたにしている。
最後に、先生の講義の中で言われた言葉:
“苦尽甘来”(クーチンクァンライ??)<苦労すれば幸せが後でやって来ると言う意味>
は、私の子供達にも伝えたいメッセージでもある。
以上、